文系ヒキニートの自堕落物語

就職活動で失敗してどん底に落ちた中堅大学文系ニートが社会人として復帰するまで頑張るブログです。時事ネタ、やってみたこと、恋愛、近況報告、まとめ記事など色々書いてます。

『青のフラッグ』最新話が忘れていた感情を思い出させてくれた話

 

 

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こんにちはッ!

引きこもりニートでございます。

 

 

今回は『青のフラッグ』というマンガの最新話(31話)がすごく心に刺さったのでそのお話をしようと思います。

 

本当にこのマンガはすごいんです。

ジャンプ+という少年ジャンプのweb版で連載されているマンガなのですが、ジャンプで連載しているとは思えないほど心に突き刺さるストーリーとなっています。

 

特にタイトルにも書いた通り、その中でも最新話が非常に心に刺さりました。

中学や高校の時の思春期真っ只中の時期に僕が感じた気持ちがそのまま現れていたんです。

 

きれいさっぱり忘れていたある感情を僕は思い出しました。

 

『青のフラッグ』とは

『青のフラッグ』とはジャンプ+という少年ジャンプのweb版で連載されているマンガです。

ジャンルは恋愛物で青春ラブストーリーとなっています。

 

ここまでだと割とどこにでもあるようなマンガなのですが、『青のフラッグ』最大の特徴は「性別の部分にものすごく焦点を当てている」ことです。(うまい言葉が見つかりませんでした。)

 

鋭い人だと、性別ってことはLGBTとか?って思うかもしれませんが、確かにLGBT的な要素も入ってるには入ってるのです。

しかし、ただ何となくLGBTの問題に触れているという感じではなく、根底にあるのはもっと純粋なモノなんですよね。

 

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Twitterから画像を引用しています。)

 

この画像に出ているマミを除く4人が今作の主人公です。

字だけで伝わりにくいと思いますがどうでしょうか?

一般常識的にいけば、明らかにおかしい矢印があると感じると思います。

ひいては、その矢印こそがLGBTの問題に発展するのですが、忘れて欲しくないのはこのマンガは思春期真っ只中のラブストーリーなのです。

 

思春期をとうに抜けた大人の感性から考えれば即LGBTの問題ですが、思春期という多感な時期であればそう難しい問題ではないように思います。

 

思春期の時って性別関係なく純粋な「好き」や「尊敬」の気持ちがありませんでしたか?

 

なんでも性の対象として見るのではなく、常に同じ時間を共に過ごしている友達や仲間だからこそ感じる特別な感情といいますか。

性に対する意識の芽生えや経験がまだ完全に備わっていないからこそ感じる感情といいますか。

何かそういったもの、本来ならば感じていても大人になって忘れてしまう感情や気持ちや体験が非常にリアルに描かれているのです。

 

『青のフラッグ』はただただ甘酸っぱい恋愛ストーリーではなく、(甘いのか酸っぱいのかさえもわからないような)青い青春(ラブ)ストーリーなのです。

 

(断定した書き方になっていますが、上記は僕の考えなので正しいのかどうかはわかりません。もしかしたらLGBT的な部分に着目して書いているかもしれないし、これから先もっとリアルな感情や体験が表現されるかもしれないです。)

 

 

そして、今回の話。

キーパーソンとなるのは上の画像に出ているマミという女の子です。

最新話はこの子の苦悩がわかるお話となります。

 

 

最新話について

あらすじ等は書かないのでぜひ一度読んでみてください。

 

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マミちゃんは本当に可愛い女の子なんです。

ヤンキーと主につるんでいて、自分が可愛いことも知っていますし、美容系の専門学校に行くことも決めていたりちゃんとメイクもしたりして自分の美を活かしています。

 

最新話まで、マミちゃんは誰からも人気があって好かれている人気者のトーマの事が好きだとみんな(読者)からも思われていました。

そして、トーマに飽き足らず太一にまで手を出していると思われていたんです。(マンガのキャラからも読者からも)

 

この最新話までのマミちゃんのイメージは

どこにでもいるようなTHE・悪女(女豹)

だと思います。

 

しかし、そうではなかったんです。

 

マミちゃんは可愛いからこそ男から「女」として見られてしまう。

異性の対象、性の対象として見られてしまうのです。

 

ですが、本人はそれを望んでいるのでしょうか?

 

ネタバレになりますが、

本人はそれを望んでいなかったことがこの最新話でわかります。

 

ただ、自分のことを「女」として見ない「友達」が欲しかったんですね。

トーマは太一のことが好きで、マミを「女」として見ていなかったからこそ、マミはトーマに懐いていたという見方も出来ますし、太一にちょっかいを出していたと思われていたが、太一も彼女が出来たことでマミを「女」として見ないと思ったからマミは太一に積極的に接していたのかもしれません。

(トーマは太一のことが好きですが)トーマ・太一・マミという関係はもし恋愛に発展することが無ければ「女」として見られることを望んでいないマミにとって「マミの最高の居場所」となります。

 

それに気づいたのかどうかはわかりませんが、太一と友達になりたかったマミは太一に積極的に接するのですが、結局誰にも(読者にも)理解されずに最新話(31話)を迎えます。

 

そして、マミの苦悩は31話でやっと読者と太一には理解してもらえたというわけです。

 

 

忘れていた感情

突然ですが、男女の壁を越えた友情ってあると思いますか?

 

僕は無い」と思っています。

ですが、僕は2度(中学の時に一度、高校の時に一度)だけ経験したことがあります。

 

ですが、どちらも長くは続かなかったです。

 

中学の時は、僕の友人とその友人の彼女と僕の3人の関係でした。

その彼女はとても可愛かったのですが、当時は人の彼女に恋愛感情なんか抱くことはなかったので結果的に成り立っていたのかなと思います。

ですが、それもすぐ破綻しました。

僕の友人と彼女の仲が悪くなった時、僕がその彼女の相談に乗ったり励ましていたことで彼女から好意を持たれてしまったのです。

その結果、その関係は終わってしまいました。

僕はその関係が続いていた時期は結局最後まで彼女に好意を持つことはなかったです。(関係が終わった後はなんやかんやあってその彼女と付き合うのですがそれはまた別の時にでも書きます。)

 

高校の時は、友達の彼女と異常なまでに仲が良くて男女の関係をすっとばした友人関係を築いていました。

それは大学2年の時まで続いたのですが、僕の恋愛で少しこじれたことがあり結局それ以降音沙汰がなくなってしまい関係は途絶えました。

 

何が言いたいのかと言うと、男女の壁を越えた友情なんかそんなものなんです。

 

薄っぺらいんですよ。

とにかく脆くて薄いので簡単なことで壊れてしまいますし、何よりもお互いが異性としての好意を持ってはいけないのです。

性の対象なんかもってのほかです。

 

一時的にはあるかもしれませんが、それをずっと継続しようと思ったらお互いに相当な努力が必要になります。

そして、おそらくですが特別な事情が必要になります。(例えば、血縁関係にほぼ近い幼馴染とかお互い結婚しているとか)

 

でも、これだけやって頑張って男女の壁を越えた友情を作っても結局崩れてしまうこともあるのです。

 

 

ですが、思春期の時って誰しも一度はこういう関係に憧れませんでしたか?

 

わかっているはずなのに「あー・・・こういう時に気兼ねなく相談できたり遊べたり出来る異性の友達が居たらいいのに。」と思ったことは誰しも一度はあると思います。

僕も当然あります。

思春期の時は特に思っていたような気がします。

 

だから、2回しか経験することが出来なくてすぐ終わってしまった関係ですが、その間はすごく心地の良い思いをしました。

「性の対象として見ることがない、性の柵に囚われることがないというのはすごく幸せなことなのかもしれない」と今なら思います。

 

 

『青のフラッグ』に話は戻りますが、

マミちゃんは本当に可愛いんです。

イメチェンしてからさらにあか抜けて可愛くなったように思います。

クラスにいる女の子に例えたら、「ヤンキーとも仲がいい明るくて活発なちょいギャルっぽい女の子」ってところですかね。

 

性の対象として「女」として見られることは避けられないでしょう。

自分の美を理解し常に磨いているのですから自分のことを好きな男がいるのは当然の話です。

なんらおかしい話ではありません。(実際に最新話でも登場する)

同性からも中々自分の気持ちは理解してもらえないのではないでしょうか。

仮に話しても「可愛いくせにそんなことで悩むとか贅沢な悩みだ」とか「とかいって男とイチャイチャしたいんでしょ」とか「なにいってんだこいつ、この悪女が」とか言われそうな雰囲気がプンプンしてます。(実際本人の振る舞いもあるからなんとも言えないけど)

 

そうなってくると、やっぱりマミちゃんが異性の友達が欲しい、恋愛感情を抜きにした、男女の壁を越えた友情を欲する気持ちはわからなくもないです。

 

思春期真っ只中だからということもあるでしょうし、『青のフラッグ』が性別の部分に焦点を当てたマンガだからこそそういう展開にしたとか、色々理由はあると思いますが自分の思春期の時と当てはめてみたり何となく女性の気持ちを察してみるとそういう感じになるのかなと思いました。

 

可愛い子限定の悩みではないと思うのですが、やっぱりこういう苦悩に悩まされる人は多いのではないかと思います。

僕もそう思った時期があったはものの、僕の場合は思春期を過ぎ大人としての経験値をそれなりに積むことができた結果、そういう感情をすっかり忘れていましたから。

 

今回の話は本当に忘れていた感情を思い出させてくれました。

なんか懐かしい気持ちになりましたね。

 

 

まとめ

書いてて思ったのですが、『青のフラッグ』は誰もが感じたことのあるような青春の一幕をすごくリアルに描いているだけなのかもしれないですね。

思春期を終えた大人は穿った見方をしてしまい「性別」や「LGBT」などの部分に目がいってしまうのかもしれないですが、思春期なんですからそもそも性別や性のことで様々な問題や複雑な気持ちが起こるのはおかしいことではないような気がします。

 

いやー・・・ホントにすごくいい漫画ですね。

ジャンプのマンガでここまでどうなんだろうと考えさせられたり懐かしい気持ちにさせられたのは初めてです。

 

興味を持った方はぜひ一度読んでみてください。

このマンガは本当に面白いです。

読んでて複雑な気持ちになることもありますが、青春の一ページを見ている気がしますしジャンプっぽくないマンガなのでジャンプが苦手な人でもきっと楽しめると思います。

 

そして、『青のフラッグ』の次回更新は7月4日になります。

次回からさらにマミちゃんに焦点が当てられもう少し詳しく話が展開していくと思います。(というかそうなってほしい。)

 

今回はこのへんで終わりたいと思います。

ここまで読んで下さりありがとうございました。