文系ヒキニートの自堕落物語

就職活動で失敗してどん底に落ちた中堅大学文系ニートが社会人として復帰するまで頑張るブログです。時事ネタ、やってみたこと、恋愛、近況報告、まとめ記事など色々書いてます。

サマソニよりも地元のフェスを選んだ女の話

 

 

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こんにちはッ!

引きこもりニートでございます。

 

今回は昔話をしようと思います。

大した話ではないのですが、最近似たようなことがありまして。

 

それでフッと思い出したのでここで吐き出そうと思います。

 

サマソニよりも地元のフェスを選んだ女

 

僕が大学3年の時くらいだったと思います。

当時、時間的にも金銭的にも今より余裕があったので周りの人よりも2年遅いのですが大学デビューというものをすることにしました。

 

 

物は試しみたいな感覚でやってみたのですが、突然垢抜けた僕に印象が変わった人が多かったみたいで、その中である1人の女性と知り合いました。

面識はあったもののほぼ初対面のような距離感の人だったので話が噛み合わないことも多々あったのですが、よく話してみると音楽の趣味が合っていたのです。

彼女は洋楽が好きでポップスやジャズを主に聞いており、僕も洋楽を好み僕の場合はロックやパンクを聞いていました。

ジャンルは違えど「あれ知ってる?あれいいよね!」とか「最近あのアーティスト新曲出したよね?もう聞いた?」など話が噛み合うところはたくさんありました。

好んで洋楽聞いてる友達は少なかったですしお互い広く浅く(たまに深く)的な聞き方をしていたのだと思います。

その結果、僕と彼女は気づけば顔見知りから友達の関係になり夏前にはすでに良い感じの関係まで距離が縮まっていました。

 

ある時、サマソニのアーティスト情報をツイッターで知りました。

僕はすごく行きたくて彼女を誘ってみることにしたのです。

彼女は思っていたよりも悪い反応ではなく

「どうする?」

サマソニ行ってみる?」

みたいな会話をしつつも、

「え!それなら行きたいかも!」

と言ってくれました。

 

ただ、チケット販売開始から結構日が経っていたのでおそらくチケットは取れないだろうという結論でその時の会話は終わりました。(「チケット取れたらいいね~」みたいな感じです。)

 

別日にチケットの申し込みをすることになったのですが、この時彼女の方が気持ちが昂ぶっていたらしく、

「無理かもしれないけど行けるなら絶対行きたい。」

と言っていたので

「それなら一枚ずつ応募しよう。片方落ちるかもしれないけどどうせ両方落ちるだろうし。当たった時は当たった方が行って落ちた分まで楽しもう。」

ということになったのです。

 

この時彼女と付き合っていなかったので変にデートのような雰囲気は出さない方がいいと僕は考えていました。

彼女はどう考えているのかわかりませんでしたが、僕としては友情とかその時の居心地の良い距離感を優先したかったのです。(この時すでに恋愛で痛い目を見ていたので)

実際、「当たった方が行く」という話に彼女は同意していましたし「お互い恨みっこなしね。」と言ってその時会話していたことも覚えていますから。

 

ただ、今思えばその時一緒に2枚申し込めばよかったと思います。

今ほどチケットの扱いも厳しくなく余ってもなんとかなる時期だったので後のことは考えずその時のことを優先すればよかったと思います。

 

チケットの結果なのですが、僕が落ちて彼女は通っていました。

聞いた時ショックを隠しきれませんでしたが、約束してましたし数々の大物アーティストを彼女が見れるということが素直に嬉しかったので「楽しんできてね!良かったら教えて!撮れそうだったら動画とか音声もお願い!」なんて会話していたことを覚えています。

彼女も不安そうでしたが僕の発言を聞いて心が軽くなったように見えましたし、何よりも通ったことが嬉しそうに見えました。

それからは彼女のアーティストの予習に付き合ったり必要なアイテムが無いかチェックしたり当日何を着ていくかなど一緒に決めたりしながらサマソニ当日まで過ごしました。

 

そして、迎えたサマソニ当日です。

彼女に「行ってらっしゃい!楽しんできてね!」とラインをし、肝心の僕はというと地元の近くで小規模なフェスが開催されていたのでそれに行くことにしました。

前日に彼女から

「本当にいいの?気引けるしやっぱ行くのやめようか?」

なんてラインがきたのですが、僕は

「全然気使わなくていいよ!お金もう払ってあるんだからもったいないし行っておいで!」

「僕は近くで小さいフェスやってるみたいだからそっち行くよー!僕の方はショボいけど終わったらお互い感想言い合おうよ!」

みたいなことを伝えました。

たまたま同日に地元で小さなフェスがあったのです。

それはめちゃくちゃショボいフェスで入場料もワンドリンク代も取らないようなフェスでした。

出てるアーティストも地元に根付いたアーティスト達で有名な方は1人も居ませんでした。(そこで見たアーティスト達は今どうなってるのか全くわかりません。そのレベルの人達です。)

本当に暇つぶしとして僕は行くつもりだったのです。

飲み物や食べ物は屋台が出ていたのでそこで飲み食いしつつ音楽を楽しむみたいなことが出来たらいいなという感じでした。

家に居ても楽しくないですしブルーな気分になると思ったので、彼女にそれを悟られたくないためにもこのフェスに行こうと思ったのです。

僕の方も「なんちゃってサマソニ」感を味わいたかったのです。

彼女に気を使わせたくなかったですし同じ時間をなんとなくでも共有したかったのです。

 

行ってみるとお客さんはあまり居ませんでした。

屋台の周りには家族連れや小さな子供が大勢居ましたが、肝心の音楽を聞くスペースにはほとんど誰もいませんでした。

僕のような暇そうな大学生だったりそのアーティストの知り合いの方だったりがちょこちょこ居てぼーっと音楽を聞いているような感じでした。

僕は近くにあった椅子を借りてそこに座りぼーっと聞いていたのですが、あまりにも暇だったので少しウトウトしていました。

その時誰かに肩を叩かれました。

「やっべ寝てた・・・。絶対怒られる・・・。。」

と思って振りかえったらそこに居たのはサマソニに行くと言っていた彼女でした。

 

彼女はサマソニに行ってなかったのです。

 

びっくりして

「え?なんでいるの?」

と聞いたら

「びっくりさせようと思って。」

と言われました。

この時の会話は今でも忘れません。

僕は理解できていませんでしたが、できるだけ悟られないよう冷静に

「え?でも今の時間見たいって言ってたアーティスト始まるよ?いいの?」

と聞いたり

「チケットどうしたの?」

と聞いていました。

彼女はへへっと笑いながら「忘れちゃった。」とか「いいのいいの。それより一緒に楽しもうよ。」と答えていたのを覚えています。

 

それからは「大丈夫なのか?本当にいいのか・・・?」なんて思いながら彼女とそこで屋台や出し物を楽しみ音楽を聞きました。

ただ、サマソニと比べたら圧倒的に小さなフェスなのです。

ハッキリ言ったら面白みが全くないのです。

 

彼女もきっとそれを理解したのだと思います。

しきりに携帯をチェックしソワソワし出しました。

まだ昼間です。

サマソニはまだまだ続いています。

サマソニで天国のような時間が続いている一方で面白みのない小さなフェスで地獄のような時間が続いていることに耐えられなくなったのでしょう。

段々会話の数も減りついに無言になってしまいました。

彼女と合流してからわずか2時間くらいの出来事でした。

最後にはとうとう椅子に座ったまま下を向いてしまったのです。

 

それを見た瞬間、彼女が不機嫌になっていることがすぐにわかりました。

でも、僕にはどうすることもできなかったのです。

責めるのも違うし慰めるのも違う、どうしたらいいのかわかりませんでした。

 

それからすぐ彼女が「・・・ごめん。ちょっと体調悪いから帰るね。」と言いました。

僕はそれが本当ではないことくらいわかっていましたがこの時は合わせることしかできなかったです。

 

その後タクシーを呼び駅まで送り解散しました。

その日はその後一切連絡がなかったです。

ラインもなくツイッターも動きがありませんでした。

 

次の日、彼女から「昨日はごめんね。サマソニ行ってくる!」とラインがきました。

僕はその時「行ってらっしゃい!楽しんでね!」と送りましたが心の中のもやもやがずっと晴れませんでした。

彼女もおそらく同じだったのだと思います。

 

サマソニの話はサマソニが終わった後も一切しなかったです。

お互いまるでその話をすることがタブーかのような扱いでした。

結局、それから音楽の話もだんだんしなくなり気がつけば疎遠になっていました。

お互い良い関係だったのに疎遠になりお互い別の彼氏・彼女を作り僕達が付き合うこともありませんでした。

 

卒業式の日ラインがきて「卒業おめでとう。またどこかで会えたらご飯でも行きたいね。」というラインはきましたがそれ以後の連絡はありません。

その当時のツイッターアカウントは僕も消してしまったので、彼女が今何をしているのかもわかりません。

どちらかが連絡すればいいと思うのですが、おそらく僕も彼女も今後連絡することはないと思います。

 

 

ぼくが言いたいこと

相手と自分を天秤にかけた時自分の事の方がが大切だと感じたのなら自分の事を優先してください。

 

彼女の気持ちはなんとなくですがわかります。

今となってはですが。

 

ただ、僕と彼女はその時会わなかったとしてもいつでも会うことができるのです。

女心というやつなのかもしれませんが、僕としては自分の事を優先してもらってよかったのです。

その時の出来事はその時しか味わえないのですから。

 

彼女の中でサマソニに行きたいという気持ちの方が強ければそれでよかったのです。

僕は彼女がサマソニに行っても構いません。

自分が落ちたのは仕方ないことですし彼女がサマソニに行くことをネチネチ言ったり不機嫌になったりしません。

むしろ、僕としては楽しんだ思い出を聞かせて欲しかったです。

僕は彼女がニコニコしながら「楽しかった!」と言って僕に色々話してくれる姿が見たかったのです。

 

どうしたらよかったのか今でもわかりませんがこの出来事は僕の中でも本当に苦い思い出の一つです。

 

 

まとめ

似たような出来事があったのでふと思い出してしまいました。

 

ちなみに、今回(似たような出来事が起こった時)は無理やり相手の背中を押しました。

「楽しんできてね!その時どうだったか感想を教えて!楽しみにしてるよ!」

と半分ゴリ押しですが、相手の返事を聞く前に畳み掛けました。

 

結果的にうまくまとまりましたがこれが正しい選択なのかわかりません。

サマソニに行かなかった彼女に関しても今回の出来事に関しても依然として答えが出ないですね。

 

今回はこの辺で終わりたいと思います。

ここまで読んで下さりありがとうございました。