文系ヒキニートの自堕落物語

就職活動で失敗してどん底に落ちた中堅大学文系ニートが社会人として復帰するまで頑張るブログです。時事ネタ、やってみたこと、恋愛、近況報告、まとめ記事など色々書いてます。

【ビジネスバッグVSリュック】スーツにリュックは非常識問題

 

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先日このようなニュースを見ました。

www.itmedia.co.jp

 

今回はこのニュースについて取り上げようと思います。

 

ニュースの詳細

以前に「スーツにリュックサックを合わせるのはマナー違反」や「周囲に非常識な印象を与える」といった批判的な(炎上を狙った?)コラムがネットに登場しました。

内容が偏っており一方的だったため、これを読んだ人達からは様々な意見が飛び交い賛否両論の嵐が巻き起こりました。

このコラムに賛同する意見もあればこのコラムをボロクソに批判する意見まで出てきたのです。

今回のニュースは、そのコラムの内容を受けて実際にマナー講師に「スーツにリュックは非常識なのか?合成皮革の革靴はマナー違反なのか?」ということを確認してみたという内容になっています。

 

ちなみに、僕もこの話題はなんとなく覚えています。

確かツイッターのトレンドに入っていたのを見た覚えがあるので。

もしかしたら僕と同じようにツイッターでこの話題を見かけたという人はたくさんいるかもしれません。

仮にそうでなくても、社会人の人なら割と身近に存在する問題の1つではないかと思います。

 

スーツにリュックは非常識?

結論としては、「一概に言い切れない」ということらしいです。

すでに受け入れられつつある業界もあるみたいですし、一方で「スーツ×リュック」というスタイルを受け入れられない年齢層の方々も居ればそれを受け入れていない企業や業界も存在するようです。

なので、慣習的にOKを出すところもあれば今までと同じくNGを出すところもあるということですね。

それを踏まえて、人に寄ってOKかNGか判断が変わるという「ねじれ」のようなモノが生じているので、TPOを考慮してその時々で判断する必要があります。

社内であっても「上司がリュックを許容してくれるのか」という点を確認するなどして出来るかぎり注意しながら探る必要がありそうです。

「リュックOK」という体制が無い間は、使い分けることが常に求められます。

 

合成皮革の革靴はNGなの?

ニュース内で取り上げられていたこちらの問題もついでに書いておきます。

こちらの問題に関しては、特に「問題ない」そうです。

品質も向上しており本革の物と見た目が変わらない物が登場していますし、金銭的に余裕がなければ合成皮革の靴を選ぶのも1つの手だと書かれています。

実際、本革の革靴を履いている人ってあんまり居ないと思います。

高価な物ですし本革の物は手入れが大変ということも理由として挙げられますからね。

仕事上、本革の靴を履くことを求められている業界以外の人たちは合成皮革の靴を履いていることがほとんどだと思います。

僕もそれでいいと思います。(実際僕もスーツを着る時は合成皮革の革靴履きます。本革はとてもじゃないですけど履けないです。)

あとは、個人の好みの問題ですね。

靴に関しては価値観を押し付けてくる人はほぼ居ないと思いますが、居ても無視するのがベターだと思います。(強要してくる場合はその人に靴を購入してもらうくらいのことはしてもいいと思う)

 

ぼくの考え

僕としても仕事を始めた時に出来ることならリュックを使用したいです。

リュックの方が楽ですし物もたくさん入るので、使ってもいいならリュックを使用すると思います。

 

それは置いといて、

僕は「スーツ×リュック」スタイルにおいて問題なのは「リュックの必要性」だと思います。

簡単に言うと「本当にリュックが必要なの?」ということですね。

例えば、営業マンで数枚の書類とタブレットを使って仕事をされているような人の場合、ビジネスバッグで確実に事足りるんですよ。

全てビジネスバッグに収まるので、わざわざリュックに変える必要はないのです。

それなのにリュックに変えてしまったら、上司や周りの人たちは「なんでリュックにしたの?リュックにする必要ないじゃん」となりマナー違反と扱われますよね。

取引先からも「なんだこいつ・・・?」と不快に思われると思います。

リュックを使う必要がないうえに、自分と同じように仕事をしている人達はビジネスバッグを使用しているのですから。

逆に、それ以外にも仕事で使う道具をたくさん持っている場合リュックを使うべきです。

そのような人がビジネスバッグを使用していたらおそらくこんな感じになると思います。

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(イメージ画像なので必ずしもこうなるとは限りません。)

毎日この姿を見せられるって見苦しくないですか?

この状態が続けば上司も取引先も「ビジネスバッグを使いなさい」とは思わないでしょうし、むしろ「そんなに持ち物多いならリュック使ったら?」と向こうから言ってくるかもしれません。

 

また、高い年齢層の人達には「リュック=カジュアル」というイメージがある要因の背景には、「そもそもリュックを持つ必要がない」という事実もあると思います。

仕事はビジネスバッグ1つあれば十分こなせる。

仕事でリュックなんか必要ない。

リュックはプライベートで荷物が多い時に使う。(リュック=カジュアル)

このような方の場合、自分の後輩がリュックを使っていたら間違いなく違和感を覚えるでしょう。

自分より仕事ができないであろう人間がリュックを使用している。

「なんでリュックなんだ?」と問いかけたら、答えは「楽だから」「両手が空くから」と返ってくる。

リュックを使わなければならない理由になっていないですし、不快感を覚えるのも無理はないです。

スーツにリュックは非常識問題には、割とこういうパターンにハマっている人も多いのではないかと思います。

 

 

ビジネスでリュックを使用したい時の対処法

リュックの必要性はないですがどうしても使用したいという場合について考えてみようと思います。

 

どうしても使用したい場合は、

①リュックとビジネスバッグを2個使い分ける

②2way・3wayなどのバッグを使用する

のどちらかを行えばいいと思います。

 

①の場合であれば、リュックは少し大きめを購入してその中にビジネスバックを収納するような形で使用すればいいと思います。

あとは、通勤や外回りなどの移動時はリュックを使用し、取引先に出向くなどそれ以外の時はビジネスバッグを持つ(その間リュックは会社などで保管)、と使い分ければベストだと思います。

 

現実的なのは②ですね。

今だとこのようなカバンが登場しています。

 

これはPORTERというブランドの3wayバッグです。

手提げ・肩掛け・リュックと3パターンのタイプでバッグを使うことができます。

しかも、このバッグはリュックのストラップ(背負う部分)を収納することができます。

通勤時はリュックで、取引先へ出向く時はビジネスバッグで、と完璧な使い分けが可能です。

使用したいけど許可がおりないという場合は、うまく「出し抜く」という形でカバンを使用するのがいいでしょう。

 

終わりに

散々書いてきましたが、最も良いのは「どちらも自由に選択できること」だと思います。

まだそういう時代は到来していませんが、今後少しずつそのような時代に変わるかもしれません。

現在はまだ「楽だから」「両手が空くから」「便利だから」という理由が通用する時代ではないと思います。

なので、上司や世間に逆らわずうまく抜け穴を探して楽をするようにしてみてください。

 

今回はこの辺で終わりたいと思います。

ここまで読んで下さりありがとうございました。