養命酒だけじゃない!世界のおいしいオススメ薬用酒19選
今回は薬用酒を紹介します。
栄養ドリンクやサプリメントはあんまり飲みたくない・・・という人に是非一度飲んでいただきたいのが薬用酒です。
日本で主に親しまれている物から世界で今もなお飲まれ続けているお酒まで取り上げてみようと思います。
医薬品もありますがリキュールでアルコール度数が高い物もあるので、飲む際には気をつけてください。
※注意
未成年の飲酒は禁止されています。
医薬品であってもアルコールが入っている物を未成年者が飲むことは推奨しておりません。
薬用養命酒
薬用養命酒は医薬品として認定されています。
アルコール度数:14%
薬用養命酒は14種類(インヨウカク、ウコン、ケイヒ、コウカ、ジオウ、シャクヤク、チョウジトチュウ、ニンジン、ボウフウ、ヤクモソウ、ウショウ、ニクショウヨウ、ハンピ)の生薬が溶け込む滋養強壮の薬酒です。
飲み続けると、疲労を和らげる、胃腸の働きを整える、冷え症を改善するといった効果が現れ、体を健康な状態へと導きます。
胃腸虚弱 、食欲不振、血色不良、冷え症、肉体疲労、虚弱体質、病中病後などに効果があります。
僕が愛飲している薬用酒です。
ちなみに、男性だと精力増強的な効果を感じられることもあるみたいです。(僕はそこまで感じなかった)
調べてみたところ、人によっては効かない人もいるみたいですね。
効かない人はアルコールが苦手な人が多そうな印象でした。
20mlとはいえ1回につきアルコール14%の酒を約ショット1杯分で飲むことになるのでアルコール苦手な人にとってはキツいと思います。
その場合ショットではなく何かで割って飲むというのもおすすめです。(牛乳やカルピスやお湯など)
また、飲む回数を増やしてみるのもアリです。
マカストロング
リキュール
アルコール度数: 29%
マカや自然の薬草根やまむしエキスなどがバランスよく配合された健康酒です。
今回紹介するストロングタイプは、キリッとした辛口のウィスキータイプだそうです。
昔から伝わる技術をベースに厳選した10数種類もの自然成分を使って作られたお酒に「陶陶酒」というお酒があります。
この「陶陶酒」に「マカ」を配合し飲みやすく作られたお酒がこのマカストロングです。
陶陶酒とマカの相性はいいらしく、男性のスタミナアップや女性の美容と健康などに効果があるとされ、より若々しくありたい方や、毎日の活力を求めている方にオススメです。
Amazonのレビューなどを見ていると、朝の寝覚めがスッキリしたと感じる人が多いようです。
疲れが残りにくい、感じにくいということなのかもしれません。
また、男性の場合だと精力増強の面でかなり効果があるみたいですね(健康酒の中ではトップクラスかも)。
女性でも美容効果が期待できるらしいので美肌やアンチエイジングなどに効果がありそうです。
マカストロングは辛口ですが、マカマイルドというマイルドタイプもあってマイルドタイプは甘く飲みやすいみたいです。
ハブ酒
リキュール
アルコール度数:25%
13種のハーブとハブのエキスをブレンドした、こころとからだに優しいお酒です。
このハブ酒は泡盛をベースに濃密なハブエキスと13種ものハーブの風味を感じることができブランデー感覚で飲むことができます。
ハブ酒には滋養強壮効果があり、毎日飲み続ければ免疫力が高まり、疲れにくくなったり、風邪をひかなくなるなどの効果があり体が丈夫になります。
その他にも、寝る前に1杯飲むと翌朝疲れが取れたり、血流を良くしてくれる効果があるので冷え性改善を期待することが出来ます。
また、動脈硬化を防ぐ効果や精力回復の効果もあるとされています。
(医学的な根拠はないのですが)昔は火傷に効く薬としてハブ酒が使われていたこともあるようです。
Amazonのレビューを見てみると朝の寝覚めがよくなった、飲んだ次の日が元気になる
、疲れを感じにくいという効果を感じられるようです。
風邪など体が弱っている時に飲むというのもいいみたいですね。
こちらはリーズナブルな価格の方の商品ですが、Amazonでは瓶にハブ入りアルコール度数35%という高級な方の商品もあります。
珍しい商品なので、プレゼントの1つのネタとしてや高級志向な方にはおすすめです(ハブが入ってるしすごく効果がありそうにも見える)。
無くなっても3∼4回は継ぎ足して使えるみたいなので高いだけでなく実用的でもあります。
ハブ入りのハブ酒はこちら↓
ハーブの恵み
リキュール
アルコール度数:13%
13種類(甜杏仁、クロモジ、高麗人参、サンザシ、ナツメ、クコの実、桑の実、ネムノキ、リュウガン、クローブ、カルダモン、花椒、シナモン)のハーブが香る、芳醇で甘酸っぱいハーブのお酒です。
ストレート、ロック、お湯割り、ソーダ割りなど幅広く楽しむことができます。
こちらも養命酒製造の製品でハーブが含まれていますが、(健康にも配慮した)お酒です。
医薬品ではないので、Amazonのレビューなどでも健康に効果があるかどうかはわからないと感じる人が多いみたいです。
しかし、甘くハーブの良い香りがしてかなり飲みやすいようです。
ストレートだけでなく、ソーダや牛乳やお湯や紅茶で割って飲むのもオススメみたいですね。
養命酒などの薬酒が苦手な人や女性向きなお酒です。
高麗人参酒
リキュール
アルコール度数:15%
3つの人参(乾燥高麗人参、蒸し高麗人参、エゾウコギ)と14種(リンゴ果汁、ナツメ、クコの実、チンピ、ガラナ、リュウガン、ナルコユリ、ブラックペッパー、カルダモン、カンカニクジュヨウ、甜杏仁、マカ、エゾウコギ、霊芝)の素材を使ったお酒です。
ストレートだけでなく、お燗やお湯割り、ロック、ソーダ割り、リンゴ割り、ほうじ茶割り、などでも楽しめるようです。
こちらも(健康面に配慮した)お酒ですね。
なので、明確な効果は記載されていません。
しかし、Amazonのレビューを見てみると体がポカポカする、疲労回復に効果があると感じる人もいるようです。
高麗人参酒で健康に配慮した成分が含まれているのですがお酒としても飲みやすいみたいです。
割って飲むのもいいみたいですね(個人的にリンゴ割りとほうじ茶割りがおいしそう)。
琥珀生姜酒
リキュール
アルコール度数:14%
こちらは養命酒製造から販売されている生姜の健康酒です。
蒸した生姜、乾燥させた生姜、生の生姜の3種を組み合わせることで、生姜の効能を引き出しています。
そして、生姜の力をサポートするため13種類の素材(ゆず果汁、チンピ、サンザシ、ナツメ、花椒、イチョウ葉エキス、ベニバナ、ローズマリー、シナモン、高麗人参、ナルコユリ、フェンネル、エルダーフラワー、)が配合されています。
生姜の爽やかな香り、辛みと黒糖蜜の甘さが合わさった、飲みやすく優しい口当たりが特徴です。
ハイボールやジンジャーエール割り、ロックやお燗、お湯割りやトニックウォーター割りなどもオススメです。
Amazonのレビューを見ていると、体が温まった、冷え性が改善したと感じる人が非常に多いようです。
特に冷え性の改善に良いと感じる人が多いようですね。
甘くなく漢方の感じが強い味わいらしいので、苦手な人はストレートで飲むよりも割って飲むなど工夫してみてもいいかもしれません。
黄帝酒
黄帝酒は医薬品に認定されています。
アルコール度数:14%以上15%未満
こちらは10種類(エレウテロコック根、オウセイ、ニンジン、ショウキョウ、ケイヒ、ボウフウ、サンショウ、チョウジ、ソウジュツ、キキョウ)の生薬とタウリンを配合した薬用酒です。
1日1~2回の服用で、虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え症などに効果があるとされています。
養命酒と対をなすような立ち位置の薬用酒です。
黄帝酒は匂いも強くあまりおいしくない物だそうですが、効果を実感できる人が多いようです。
体が温まり冷え性の改善にも効果的ですし、寝覚めもよく元気になると感じる人が多いみたいです。
養命酒ではなくこちらの黄帝酒を愛飲している人も多いようですね(中には養命酒では効果を感じないため黄帝酒を飲んでいる人も)。
また、こちらであれば1日1回∼2回の服用で済むというメリットもあります。(養命酒は1日3回服用)
ブドウ酒
ブドウ酒は医薬品に認定されています。
アルコール度数:11%以上14%未満
ブドウを発酵させて作られた薬用酒です。
ぶどう酒なので甘みはあまりなく酸味があるのが特徴です。
食欲増進・強壮・興奮・下痢・不眠症などに効能があるとされ体調を整えるためや、健康的にアルコールを取りたいという人におすすめです。
こちらの商品は、医薬品に分類されるブドウ酒です。
ぶどう酒はリキュールという扱いの物がほとんどですが、こちらはリキュールではないというところが特徴でしょう。
養命酒や黄帝酒が苦手だという人はこちらを飲んでみてもいいかもしれません。
陶陶酒(辛口タイプ) 銭形印
リキュール
アルコール度数:29%
10数種類(まむし、高麗人参、クコ、カンゾウ、フェンネル、ナツメ、ガジュツ、ケイヒ、コリアンダー、ウイキョウ、ドクダミなど)の自然素材をじっくり溶け込ませた健康酒です。
こちらも愛飲している人が多いお酒です。
アルコール度数も29%と高く辛口なので、お酒が苦手な人や飲みなれない人にはきついかもしれないですね。(ウィスキーなどが好きな人はこっちの方がいいかも)
飲むと体がポカポカしたり寝つきがよくなるなどの効果があるみたいです。
巷で販売していない所も多いらしいので、ネットで購入する方がいいかもしれないですね。
医薬品として認定されている薬用酒のバージョンもあります↓
陶陶酒(甘口タイプ) 銀印
リキュール
アルコール度数:12%
こちらは陶陶酒の甘口バージョンです。
こちらも同じように10数種類(まむし、高麗人参、カンゾウ、フェンネル、ナツメ、ガジュツ、カシス、リュウガン、サンザシ、ケイヒ、クコの実、ハイビスカス、コリアンダー、ダイダイ)の自然素材を使って作られています。
トロッとしたフルーティーな甘さが特徴で飲みやすいお酒です。
冷えや疲れを気にしている方に人気なようです。
こちらは陶陶酒の甘口タイプになります。
辛口と比べると飲みやすいらしくこちらを愛飲している人も多いお酒です。
これを飲むと、疲れなくなった、寝つき・寝覚めがいい、と効果を感じる人が多いようです。
辛口と少し違う成分が含まれているみたいなので、その違いも関係しているのかもしれません。
医薬品として認定されている薬用酒のバージョンもあります↓
保命酒
リキュール
アルコール度数:13.9%
本みりんに16種の植物系の薬味を漬け込んだ、甘くまろやかな薬草・香草系のお酒です。
昔から親しまれてきたお酒であり、黒船ペリー来航の際には幕府接待酒として使用された記録も残るなど、中世以降の日本の歴史とともに歩み続けた「和製リキュール」です。
飲み方は、ストレート、ロック、炭酸割り、ミルク割り、ウイスキー割りやレモンスライスを添えたり、アイスクリームやパウンドケーキなどにかけてもオススメです。
明治天皇が好んで飲んでいたという記録もある昔から親しまれてきたお酒です。
テレビなどでも取り上げられたこともあるようです。
疲労、冷え症(四肢冷え)、頻尿、尿減少、しびれ、かすみ目などに効果があり夏に飲むと夏バテ予防にもなるみたいですね。
非常に飲みやすくストレートでも割ってもオススメです。
イェーガーマイスター
リキュール
アルコール度数:35%
秘蔵のレシピを用いて作られるアニス、ミントなど56種のハーブやスパイスが主原料のドイツのハーブリキュールです。
濃厚なハーブの風味と甘さと苦さを兼ね備えた絶妙な味わいが特徴です。
ショットで飲んだり、トニック割りが基本ですが、コーラやジンジャーエール、オレンジジュースで割っても美味しく飲むことができます。
今では知らない人はほとんどいない有名なお酒です。
パーティドリンクとしてテキーラのような立ち位置で飲まれることが多いですが、「ドイツの養命酒」とも呼ばれているお酒でもあります。
原材料をみるとわかるように56種ものハーブとスパイスを用いて作られるので薬酒系の中では断トツで成分量が多いお酒です。(レシピ公開はされておらず56種の成分の詳細は不明)
ハッキリした効能は明記されていませんが、夏場の冷え症、眼精疲労等の末梢神経系の怠さ、足裏の鈍痛にも効果があると感じる人もいます。
また、胃腸によく効き二日酔いなどにも効果があるとされるなど非常に万能です。(さすが56種もハーブやスパイスを使ってるだけある)
ドイツでは養命酒のように飲む人もいるほどのお酒なので毎日1杯程度飲むと良いかもしれません。
イェーガーマイスター ウィンタークラウター
リキュール
アルコール度数:25%
ウィンタークラウターとはドイツ語で「冬のスパイス(ハーブ)」の意味らしく、その名の通り、バニラ、シナモン、サフラン、クローヴの暖かい味わいで寒い季節を過ごす手助けをするために新たにリリースされたお酒です。
オリジナルより穏やかで暖かくスウィートな味わいのようです。
イェーガーマイスターよりも度数が低く甘く作られているお酒です。
ネットで検索してもamazonのページくらいしかでてこないので、かなりマイナーだといえます。(もしかしたら店頭販売もないかも)
イェーガーマイスターよりも飲みやすいみたいなのでこちらを飲んでみてもいいかもしれません。
ドランブイ
リキュール
アルコール度数:40%
熟成された数種のスコッチウイスキーにレシピ非公開のハーブ、スパイス、ヘザーハニーを加えたリキュールです。
飲み方はロックがおすすめです。
カクテルではウイスキーとソーダを混ぜたラスティーネイルが有名ですね。
昔からあるスコットランドで親しまれているお酒です。
味は甘く飲みやすいとのこと。
これを飲むと体がポカポカしてくると感じる人が多いみたいです。
健康にも良さそうですね。
マルティーニロッソ
リキュール
アルコール度数 15%
苦味、甘味、香りのバランスが取れた爽やかなドリンクとして、世界中で愛飲されています。
西洋では、古来より女性の薬用酒として用いられています。
かなり飲みやすいお酒です。
カクテルなどでよく飲む人も多いのではないでしょうか。
ハッキリとした効能は記載されていませんが、女性の薬用酒として用いられていた歴史があるので飲み続ければ何かしらの効果は実感できそうです。
女性の薬用酒なので、体を温め冷え性改善や体質改善に効果が期待できるのかもしれません。
ウニクム
リキュール
アルコール度数:40%
ウニクムはハンガリーで誕生した薬用酒です。
誕生当時から一切変わらない門外不出のレシピを使い40種の薬草をブレンドして作られるリキュールです。
味は非常に苦く、その苦さは「世界で一番まずい酒」や「毒薬」と揶揄されるほどです。
このお酒は非常に苦く薬草の感じが強い飲みにくいお酒です。
しかし、飲むと体が温まり飲み続けると胃腸の調子を整え健康を増進するという効果があります。
現地では食前酒や最後の締めとしてそのまま飲むそうですが、割って飲んだりするのもおすすめです。(ものすごく苦いのでうまく割れなかったらそのままストレートで飲むのが一番いいかもしれない)
ウンダーベルク
リキュール
アルコール度数:44%
43ヶ国から集めた厳選ハーブを使い秘伝のレシピで作られるドイツの国民的な食後酒です。
食後のお酒として世界中で飲まれており爽快な飲み口と個性的なデザインから根強いファンが多いです。
飲み方について、ストレートかソーダで割って楽しむのがオススメです。
こちらは1本が20mlと非常に小さなお酒です。
だいたいはそのままストレートで飲むらしいです(度数が44%なのでかなりキツイと思う)。
これを飲むと飲み過ぎ・食べ過ぎの胃腸改善、二日酔い、もしくは食後の口直しといった効果があるらしく、「ドイツ版のソルマック」と例える人もいます。
ストレートで飲むのはなかなか大変ですが、飲んだ後に感じる爽快感は格別で一味違った珍しいお酒です。
アンゴスチュラ
リキュール
アルコール度数: 44%
ラム酒をベースにジュンテァン(りんどうから採る苦味材)を主とする数種の植物性香料を配合させたお酒です。
このアンゴスチュラは、「マンハッタン」、「オールド・ファッション」等のカクテルに使用されており、ハイボールなどに混ぜて飲むのもオススメです。
このお酒は特殊で、開けてそのまま飲むのではなく振ると一滴一滴出てきます。(イメージはバニラエッセンスのような感じ)
しかし、その数滴だけでも隠し味やカクテルなどに使うと途端に味が変わります。
これが無いとダメだという人もいたりバーには必ず一本はあるとされるお酒です。
胃の治療薬として開発されたことが始まりとあるように体調を崩した人や腹痛や寒気をもよおした人向けに効果があります。
胃腸薬の代わりとしても効果がある体にいいお酒です。
1滴から数滴で十分なので、物持ちも良く健康のためでもお酒を楽しむためでも何かと使えるお酒です。
お酒が好きなら家に置いておきたい一本ですね。
エリキシール・ダンヴェール
リキュール
アルコール度数:37%
ベルギー王室御用達の名門ブクラー社のハーブリキュールです。
32種の天然ハーブ、スパイスの香味を伝統の配合により抽出、熟成させたお酒です。
ゲームでも「エリクサー」というアイテムが登場しますが、なんとエリクサーという物は実在します。
そのエリクサーの一種として知られているお酒がこのエリキシールダンヴェールです。
腹痛をはじめとするさまざまな病気から馬のかんしゃくにも効くといわれ、万能薬がわりに昔から飲まれていました。
少し高いですが今でもamazonで購入することができます。
取り扱ってるお店も非常に少なくなかなか飲むことができないお酒なので、物珍しさで一本購入して飲んでみるというのもいいかもしれません。
終わりに
今回は薬用酒についてまとめてみました。
国内だけでもかなりの数がありますが、洋酒も合わせるとさらに多数の薬用酒がありますね。
もし気になる物があれば是非購入して飲んでみてください。
今回はこの辺で終わりたいと思います。
ここまで読んで下さりありがとうございました。