楽で時給が高い仕事って本当?会場設営・撤去アルバイトについてまとめてみた
今回は少し前に初めてコンサート会場の設営撤去の短期バイトに行ったのでその時わかったことなどを書こうと思います。
初めて行ったのですが、行ってみてわかったこともたくさんあったり周りの人達に話を聞いてわかったことなどもあるので初めての割にはガッツリと情報収集できました。
なので、覚えていることは全てこちらの記事にまとめておきます。
僕が行ったバイトの概要
ライブ後会場の設営撤去の仕事
(ちなみに、某有名アーティストグループのライブでした。)
②労働時間
20:30~7:30(約12時間)
③時給
1200円くらい(深夜帯は1400円)
④会場
(特定の危険性を避けるため)名前は伏せますが特別な設備を有した大きな会場です。(キャパ1万人以上)
⑤持ち物・服装
これといったは指定なし(長ズボン・スニーカーの動きやすい服装等)
⑥労働者の人数
全体で200人くらい(1つの企業から派遣されているのではなく色々な企業から派遣されているため)
当日のスケジュール
20:30~22:00 作業①&作業②
22:00~23:00 待機
23:00~25:30 作業③
25:30~26:00 休憩
26:00~27:00 作業③
27:00~27:15 休憩
27:15~28:00 作業④
28:00~29:00 作業⑤
29:00~29:30 休憩(この時の休憩がおそらく正規の休憩。弁当支給)
29:30~31:00 作業⑥(勤務終了)
31:00~31:30 片付け・タイムカード等の事後作業
その時のスケジュールは大体このような感じでした。
ちなみに僕の予想とはかなり異なっていましたね。
スケジュールに「待機」という部分が1時間ありますが、この「待機」とはそのままの通り待機時間です。
仕事の進捗状況で出来る作業・出来ない作業が出てきます。
出来る作業が出てきた時にすぐに取り掛かることができるようスタンバイしておく時間がこの待機時間ですね。
この時は出来る作業がないということで、待機時間が1時間ありました。
ここでは待機と書いてありますが待機時間中はすることが何もないので、実質休憩時間と同じです。
なので、休憩時間が合計で2時間ほどありました。
この日は夜中でもめちゃくちゃ暑かったので、かなりスケジュールに余裕を持たせていたのかもしれません。(休憩時間が多かったのはそのためかも)
あまり参考にならないかもしれませんが、大体はこのような感じで仕事が進んでいくと思います。
仕事内容について
番号を①から⑥までふらせてもらいました。
番号をふった理由は全て別の作業だったためです。
わかりやすくするためにふったと思ってください。
肝心の仕事内容ですが、しんどい、辛いと思う作業はあまりなかったです。
パイプイスや柵の撤去作業や清掃作業などの作業がほとんどでした。
ですが、全員がヘトヘトになるような重労働が1つだけありました。
それが作業③です。(作業③だけ赤文字にしてあります)
詳しくは言えないのですが、作業③は「会場に元々備えつけられている特殊設備に関係する作業」でした。
この作業③なのですが、何がしんどかったのかというと、
①とにかく重くて
②時間がかかる
作業だったのです。
ただ、重いだけならまだマシなのですが重いだけではなく持ちづらい物だったんですよね。
おまけにその重くて持ちづらい物が滅茶苦茶あったんですよ。
それを撤去しては戻り撤去しては戻り・・・の繰り返しでした。
僕はこの作業のせいで握力が無くなりました。(今は戻っています。この時は酷使しすぎて一時的に握力が無くなりました)
今までそれなりに重労働な仕事もこなしてきましたが、握力が無くなるというのは初めての出来事だったので我ながら本当にびっくりしました。
絶対にダメだということがわかっていましたが「飛ぼうかな・・・」と迷ったほどです。
「持ちづらい物=握力を使わないといけない」だったので、握力を酷使しすぎてしまい手に力が入らなくなったということです。
ちなみに、このような症状が出たのはおそらく僕だけだと思いますが、それ以外の人達もみんなヘトヘトになっていました。
職人の人達ですらヘトヘトになっていたくらいなので相当な重労働だったことに間違いありません。
作業③は超弩級の重労働でしたが、それを除けば楽な作業が多かったです。
感想
人によりますが、(今回の)設営撤去のアルバイトはそこまでしんどくなかったと思います。
僕は握力が無くなった辺りから「まじでやべえな・・・」と思っていましたが、それ以外の作業は楽な作業ばかりだったのでそのように感じました。
どこのブログやサイトでも書かれている通りなのですが、やはり会場設営・撤去のアルバイトは
『運』
だと思います。
今回の僕は運が良かっただけなのかもしれません。
他の会場での仕事だったり同じ会場でも作業の割り振りが異なると作業の難易度やハードさは大きく変わるはずです。
当たり外れは必ずあると思います。
特に同じ現場であっても仕事の割り振りで当たり外れが出てくるので博打的な側面を完全に除外することはできません。
まとめますと、今回のアルバイトに関してはあまりしんどくなかったと思います。
特に、日頃運動している人や力や体力に自信のある大学生なら僕ほど苦しむことはないと思います。
つまり「楽でしっかりお金を稼ぐことができる割の良いアルバイトなのではないか」と思います。
仮に、今回よりも大変な作業があったとしても日頃運動している人・筋力体力に自信がある人・大学生ならおそらく割の良いアルバイトだと思います。
逆に、僕のような引きこもりニート・普段インドアな人・筋力体力に自信のない人にとっては運要素が強く割の良いバイトとは言えないかもしれません。
仕事のコツ
情報収集をしっかり行うこと
コミュ障でも全然いいのですが、単発ではなく次に繋げたいと思うのであれば周りの人達としっかりコミュニケーションを取りましょう。
無理に全員と話そうとしなくても大丈夫です。
話が合う方のみでいいです。
周りには色々な現場に行き働いているベテランが居たりします。
その人に設営撤去のアルバイトについて詳しく話を聞くことが出来れば次の仕事に大いに有利になります。
特に「会場の情報」と 「しんどかった時の話」は聞いておいた方が良いです。
この2つを聞いておくと、次のアルバイトを選ぶ時の参考になります。
ベテランの人と話す機会があれば必ずこの2つは聞くようにしてください。
(軽くでいいので)日頃から運動や筋トレをしておく
他のアルバイトでも必ず役に立つので日頃から運動しておいたほうがいいですね。
運動が苦手な人はラジオ体操などをやってもいいと思います。
日頃からしっかり体を動かしておいて重労働にも耐える姿勢を作っておくことが大切です。
クッション性の高いスニーカーを履いておく
足回りは機能性の高い物を用意しておいたほうがいいです。
スニーカーだからといって適当に有るもので済ませてしまうと後半に響くことになります。
特に今回のような12時間労働だと休憩時間があっても疲れが取れることはあまりありません。
指定されていなければ、基本的にはどんな服装・靴を用意してもOKです。
出来る限り動きやすい服装・機能性の高いスニーカーなどを用意するようにしましょう。
ちなみに、何履けばいいかわからないよー!!って人はぜひこちらの記事のシューズを購入して使ってみてください。
僕も愛用しているシューズでマジで使えるシューズです。
足腰使う仕事なら疲れがメチャクチャ軽減されますのでおすすめです。
hikikomori-bunkei-neet.hatenablog.jp
しっかりご飯は食べておく(できることならプロテインを飲んでおく)
勤務前にちゃんとご飯は食べておきましょう。
大体勤務開始1時間~2時間前ならお腹いっぱい食べても大丈夫だと思います。
移動時間も見積もって1時間~2時間前にしっかりご飯を食べておくようにしましょう。
ここで体力をつけておくのはとても大切です。
特に、ここで体力をつけておかないと後半の作業に響きます。
あと、もしあればプロテインを飲んでおいたほうがいいです。
体力をつける手助けにもなりますし、その後疲れにくくもなるのでプロテインがあればこのタイミングでプロテインも飲んでおいた方が良いですね。
気を付けた方がいい点
自分勝手に行動しない
自分勝手に行動しないようにしましょう。
基本的には指示が出るまで動かないほうがいいです。
待機の場合でも、リーダー的な人が「こっちに集合してここで待機してください」など指示を出してくれるので基本はその指示に従って動けばOKです。
その都度その都度キチンと指示が出されるのでその指示に従って行動するようにすれば大丈夫です。
サボらない
途中で抜けるようなサボり方は絶対にダメです。
なぜかというと、作業ごとに点呼を取ることがあるためです。
やはりサボる人は一定数いるのでしょう。
その対策として作業ごとにキッチリ点呼をとります。
そこでいなければ一発アウトです。
給料も支払われませんし派遣元企業によってはペナルティがつくこともあります。
作業の手は抜いてもその場からいなくなるようなサボり方は絶対にしないようにしましょう。
アーティストによって設営撤去のハードさが変わる
これはベテランの方から聞いた話ですが、同じ会場でもアーティストによって設営撤去の仕事のハードさが変わることがあるようです。
基本的にイベント専門の派遣元企業でもない限り小さなイベントの設営撤去のアルバイトは回ってこないはずです。
言い換えると、派遣元企業によっては大きなイベントの設営撤去しかアルバイトの仕事が回ってこないのです。
大きなイベントは大規模な舞台装置が用意されていたり数百人単位で人員募集がかかったりします。
なので、前提としてその時点で大掛かりな作業であることに間違いはないのですが、その中でもアーティストごとに違いがあるようです。
ギミックを多く用意しているアーティストは要注意かもしれません。
(そういえば、ほら。昔あるアーティストのライブ後撤去作業が間に合わず次に会場を使用することになっていた団体と揉めたニュースがありましたよね・・・。詳細は書きませんが。この時仕事に従事していた人たちはメチャクチャしんどかったと思います。休憩時間もほとんど取れず怒号が飛び交う中仕事をしていたのではないでしょうか。こういう事が起こることもあると頭に入れておいた方がいいですね。)
まとめ
今回は会場設営・撤去アルバイトについてまとめてみました。
特に、僕が覚えていることや感じたことにフォーカスを当てて記事を書きました。
バイトの中身の部分をしっかり書いたつもりなのでこれから設営撤去のアルバイトをやってみようと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
今回はこの辺で終わりたいと思います。
ここまで読んで下さりありがとうございました。