172個のはてなスターを投げつけ89個のブログ記事を読んでみてわかったこと
先日、勝手ながら「はてなスターを150個投げつける旅」企画を始めました。
今まで読んだことのないブログ記事などを自分からたくさん読み漁って、良い記事や良いブログがあればはてなスターをどんどん投げようという企画です。
ギリギリになってしまったのですが10月中に終えることができたので、今回はこの企画の結果について報告していこうと思います。
【結果】最終的にはてなスター172個・ブログ記事89個になった
数えてみたところ、このような結果になりました。
ただ、中には読んだもののスターを投げつけていない記事もあったので多分総記事数は100~110個くらいだと思います。
あと、途中ではてなブログだけに絞るのも勿体ないと思ったので、はてなブログ以外にも読むことにしました。
なので、172個のはてなスターのうち、「はてなスター」という機能自体が存在していないブログ記事も中にはあります。
そういう時は投げつけた(つもり)でスターのカウントをさせていただきました。
あと、ノンジャンルということで記事を読んでいたのですが改めて記録を見てみるとやっぱり偏っていました。
特に僕の場合だと「自己啓発」や「日記」のようなジャンルの記事が多かったです。
また、一応「投げつけるスター数は最大3個まで」としていたので★1~3までの記事に分けられるのですが、一番多かったのは★2の記事でした。
続いて★1の記事が多く、一番少なかったのは★3の記事となりました。
★2の記事が多かったのは、予想以上に面白い記事にたどり着くことができたということやタイトル以上に中身がしっかり作られていた記事が多かったことが関係していたと思います。
注意してほしいのは★1は面白くないということではなく「面白いけどあまり自分の興味と結びついていない」という理由があって★1をつけています。
★3の記事が一番少ないのは自然な結果ですね。
★3の記事は面白いうえに自分の興味と内容が結び付いている・文章が異常にうまい(プロのライターさんが書いているなど)といった理由があって僕にとって確実に★2を超える内容の記事でした。
読者が最も読みたくないブログはとにかく読みにくいブログだと思う
普段の時よりもブログを読もうとする気持ちが高まっておりブロガーという立場の僕ですら、読むことができなかったブログはとにかく読みにくいブログでした。
読みにくいブログってどういうものかというと、
①改行がまったくされていない
②文字の大きさが小さい
③文字数が異常に多い(①と②が組み合わさると最悪)
という3つに当てはまるブログです。
正直、記事の内容は特に関係ありませんでしたね。
読みやすければ内容が薄い記事でも途中まで読んだから最後まで読もうという気持ちにもなりますし。
ですが、読みにくいブログは途中まで読むだけでも一苦労でした。
結局最後まで読みませんでしたし、スターを投げつけるようなこともしていません。
僕のブログにも言えることですが、ブロガーの人はまず記事を書く前に読みやすさの部分に注目したほうがいいと思います。
記事の内容について無理にボケたりする必要はないし面白い=読みたいではない
先ほど記事の内容は関係ないと書きましたが、僕はタイトル通りだと思います。
無理にボケる表現を入れて面白くする必要はありませんし、質の良い記事が面白い記事なのかと言われるとそんなことはないということがわかりました。
例えばマンガのセリフや画像などを多用しているブログなどもありますが、無理をしてやってるならそこまでする必要はないんじゃないかと思います。(やりたくてやってるなら別)
読者の人達が面白いと感じるベクトルはいろいろな方向にあると思います。
学術的な事がたくさん引用された一見質の高そうに見える記事でも、面白くないと思う人もいれば面白いと思う人もいます。
なので、ボケたりする表現が苦手ならひたすら真面目に文章を書いてもいいと思います。
オチも無くていいんじゃないでしょうか。(実際僕もオチがある記事は書いてないし書けない)
文字数は少ないほうがいいのかもしれない
とにかく読んでもらうことを第一に考えるのなら、文字数は少なく簡単な文章で書いたほうがいいと思いました。
書きたい内容(純度が高い内容)がしっかりまとめられているのであれば、500~800文字くらいでもいいと思います。
文字数が少なすぎると検索に引っかからなくなることなどを気にするのであれば、一番良い文字数は1200~2000文字くらいでしょうか。
自分でわかっていて書いているならいいのですが、意識せず3000~5000文字近く書いてしまう人は要注意です。
文字数が減らせないのであれば記事を分割して書くのも1つの手だと思います。
自分が暇な時にたまたま見つけた1つの記事を読むために10分も20分もかける人なんか居ませんよね。
できることなら3分から5分くらいでサーっと読みたい人の方が多いはずです。
これってブログを書いてると中々気がつかないんですけど読者だったら前提として求めていることだと思います。
ブログの探し方が全然ない。あったとしてもわからない
突然ですが、皆さんブログ読みたい時ってどうしてますか?
おそらくほとんどの人がグーグルからワード検索して目に入ったページを選んで読んでいるのではないでしょうか。
ブロガーの人ならSEO対策という言葉は必ず一度は聞いたことがあると思います。
僕はそこまで意識してなかったのですが、今回改めてこの大切さを実感することになりました。
ブログ記事探すのまじできついです。
なにがきついのかというと、自分のブログを見つけてもらう手段が「グーグル検索」しかないことなんですよ。
しかも、そのグーグル検索でも検索結果から除外されているパターンもあります。
普通にやってたらランダムに掘って発掘することすら許されないんですよ。
最終的にはブログ記事が全く見つからないことになります。(検索上位のはひっかかるけどそれ以外は全滅)
はてなブログとTwitterは密接な関係だと思ったので、試しにツイッターでも色々やってみましたが全然ダメでした。
ワードを変えたりいくつか方法を試しましたが、思ったように検索することができませんでした。
僕は今回の企画のために思いつく限りのことはやってみましたが、普段ならこんなことは絶対しません。
今回の企画をきっかけに、一般の人達にブログを読んでもらうことがいかに難しいのかがよくわかりました。
同じブログでも記事から記事へと移動するのはとにかく大変
これも今回の企画で感じました。
カテゴリーとか月別アーカイブとか移動方法は色々あるんですけど、基本的に触らなかったですね。
直帰率が高いのもこれが理由なのだと思います。
でも、せっかくなので記事移動したいじゃないですか。
もっと面白い記事があるかもしれませんし。
その時に一番役に立ったのは「人気記事」や「関連記事」の項目でした。
というか、僕が使っていたのがこの2つの機能ぐらいなんですよ。(正直最新記事とかカテゴリーいらないんじゃないか説が僕の中で出てるくらい他の機能は使わなかった)
多分読者の人もこれぐらいの機能しか使っていないと思います。
これらを踏まえて、読者の記事移動をスムーズにする方法は「記事内で記事→記事へとリンクを繋いであげること」だと僕は思いました。
正直、僕のブログでも全然これが出来ていないんですよね。
読んでもらいたい記事があるならその記事までしっかりと線を繋いでおくべきなのに、それができていないことがアクセス数0の記事をもたらしているのだと思います。
僕もこの問題にはこれから少しずつ取り組んで解決しようと思います。
ブログを紹介する記事を書いてみようと思う
これからこういう記事も書いてみようかと思っています。
「何番煎じなんだよ」って話なんですけどね。
この考えに至った経緯について細かな理由はたくさんあるのですが「グーグル検索以外にもブログに到達できる手段を作りたい」というのが一番の理由です。
正直、アクセス数が伸びないということにストレスを抱えているブロガーさんってたくさんいると思います。(僕もその内の1人)
そこで、グーグル検索にもツイッターにもはてなブログの検索にも出てこないなら、いっそのこと自分達で広めてもいいんじゃないかと思ったのが始まりです。
何番煎じなのかわかりませんがこういう記事はたくさんあった方が目に留まる機会が増えていいと思いますし。
はてなブログの規約やグーグル検索的にもしかしたらよくないことなのかもしれませんが、やってみないとわからないので試しにやってみようかなと思います。
まとめ
書いてから気づきましたが、僕が今回の企画で得た物は当たり前に知られているようなことばかりでしたね。
ただ、意識して読者にならないと気づくことができませんでした。
また書きたい事や気づいた事が出てきたらこの記事でまとめ直そうと思います。
今回はこの辺で終わりたいと思います。
ここまで読んで下さりありがとうございました。