スポーツ用品店で働いていたぼくが最強だと思うランニングシューズを紹介する
今回はぼくが最強だと思うランニングシューズを紹介しようと思います。
突然ですが、僕は1年間某スポーツ用品店にて勤めていました。
(アルバイトでしたが、)ファッション・ランニング部門に配属され、ランニングシューズの販売を1年間行ってきました。
そこに限ったものにはなりますが、知識はある程度身についています。
そんな僕が、今まで履いてきたシューズの中で最強だと思ったランニングシューズを紹介しようと思います。
ちなみに、そのシューズはその某スポーツ用品店に勤めている時に先輩から特徴から販売のコツまでみっちり教えてもらったシューズですし、そのシューズは今でも愛用しています。
ちなみに、僕はそのシューズの存在を知ってからはそのシューズしか売っていませんでした。
有名ブランドの最新モデルを販売するように言われても僕は裏ではそのシューズしか販売しなかったのです。
なぜかというと理由は1つです。
「そのシューズに勝っていると思うシューズが出てこないから」
それだけです。
なので、お客さんに良い物を提供したいと思っていた僕は、そのシューズしか売っていませんでした。
というわけで、今回はその最強だと思うランニングシューズを紹介します。
最強のランニングシューズとは
最強のランニングシューズとはこちらのシューズです。
珍しいデザインで見たことない人が多いと思います。
このシューズ、ブルックスというアメリカのブランドが作った物です。
しかも、ただのアメリカのブランドというわけではなく、アメリカのランニングシューズ市場でシェアナンバーワンを取った実績のある素晴らしいブランドです。
最強の定義
次は最強の定義について説明します。
僕の中で、ランニングシューズにおける最強とは、
「そのシューズ一足だけあればいい」
だと思います。
なので、そのシューズ1足あればウォーキング・ランニング・その他の運動・通学通勤・など何でも使うことができるというのが理想だと思っています。
なぜ最強だと思ったのか
ブルックスの『ゴースト10』は、最強の定義を満たしていると思ったからです。
僕も愛用しているからわかるのですが基本的に何でも使うことができます。
「ランニングシューズなんか何でもいいし何でも使えるじゃん」なんて思われそうですが、実はそうでもなかったりします。
ランニングシューズというのは、長時間・長期間履くと差が顕著に現れてきます。
例えば、「履き始めは楽だけどずっと履いていると足が痛い」というのはよくあることですが、これは質の悪いシューズに多い悩みです。
本来なら自分の足に合っていないシューズなのですが、試し履きのみの「軽い・歩きやすい・走りやすい」という反応で購入してしまうとこういう悩みが出てくることが多いのです。
ブルックスの『ゴースト10』ならこのような悩みも全てカバーすることができると思っています。
だからこそ、最強の定義を満たしており最強のランニングシューズなのです。
最強だと思うポイント
ここからは最強だと思うポイントについて説明していこうと思います。
シューズの特徴も一緒に説明していくのでシューズの詳細が気になる方はこちらを読んで下さい。
固さが変わる特殊なクッション
ゴースト10には「ブルックスDNA」 という特殊なクッションが使われています。
このブルックスDNAというクッションなのですが、何が他のクッションと違うのかというと「1人1人の最適なクッションに自動的に変わる」ということです。
他社のランニングシューズに採用されるクッションというのは、基本的に柔らかさ・固さは一定です。
つまり、合う人には合いますが、合わない人にとっては固すぎる・柔らかすぎる、クッション性が強い・弱いといった問題がありました。
長時間・長期間履かない人ならば問題ないかもしれませんが、それ以外の人達にとっては致命的な問題です。
ゴースト10では、そのような問題を全て解消することができます。
(ご存知の人も多いと思うのですが、)水と片栗粉を溶かした物を素早く握ったり叩いたり優しく握ったり触ったりするとどうなるか知っていますか?
この液体(水と片栗粉を混ぜた物)を素早く握ったり叩いたりすると液体から固体へと変わります。
逆に、そのまま放置したり優しく触れると、固体になることはなくドロドロとした液体のままです。
これは「ダイラタンシー」と呼ばれる力の強さによって固さが変わるという現象です。
この現象を応用し開発されたのが「ブルックスDNA」というクッションです。
つまり、個人個人の衝撃(力)の強さによって固さが変わるのです。
ブルックス社では「オーダーメイド」とさえ揶揄されています。
しかも、衝撃の強さで変わるので同じ人物でも「歩いた時の強さ」「早歩きの時の強さ」「走った時の強さ」「ジョギング・ランニングの時の強さ」などによってもクッションの固さが変化するのです。
以上からわかるように、常に履く人の最適な固さにクッションが変化します。
常にその人にとって100点満点のクッションを提供してくれるのです。
足をガッツリと包み込むホールド力
ゴースト10はくるぶしの辺りが非常に分厚く作られています。
これは、足のフィット感を重視するために肌ざわりの良い素材を使用し、且つ、脱げないように中で足が必要以上に動かないようにするために、分厚く作られているのです。
このフィット感は非常に気持ちが良いです。
軽さ等を考慮しこの部分の作りが薄くなっているシューズがありますが、ゴースト10を履いてからだとそのようなシューズは履けません。
また、この部分が分厚く作られているので脱げることもまずありません。
気になる方はタンの部分にタンを固定する通し穴やキツく結ぶことができる穴がついてますのでそれを活用しさらにフィットするように工夫してみてください。
ちなみに、僕の足のサイズは適正は25.5㎝なのですが、ゴースト10は27㎝を履いています。(amazonのセールで黒を購入した時に27㎝しかサイズがなかったため)
普通のランニングシューズならブカブカで工夫(厚い靴下を履く・中敷きを入れる)しないと履けないでしょう。
ですが、ゴースト10はそのような工夫は一切しなくても大丈夫です。
ホールド力が凄くとてもフィットするので、自分が27㎝のシューズを履いていることを忘れてしまうくらい足が動くことはありませんし脱げることもありません。
多少大きめを購入されても十分カバーできるホールド力がありますよ。
カカトの重厚な作り込み
ゴースト10のカカトは非常に重厚に作り込まれています。
また特徴的な部分として白と青と黒の3つのパーツが組み合わさっていることが挙げられます。
これはなぜこのような作りになっているのかというと、固さの違う素材を用いているからです。
固さの違う素材を用いることで、安定性やグリップ力などを向上させることができます。
ゴースト10ですが、カカトを見ると非常に作りこまれているのがよくわかると思います。
四角形が4つ組み合わさった物が全体的に置かれているんですけど、これがあるおかげで地面を掴む感覚がアップしています。
どれほど上がっているかというと、よく「何もないところで転んでしまう」という人(特に子供に多い)っていると思うのですが、その悩みを持った人達が転ぶことがほぼなくなります。
(実際ゴースト10を購入された2組のお客さんはその悩みを抱えていましたがこのシューズで解消していました)
そのレベルで地面を掴んでちゃんと歩くことができます。
そして、カカトの青い部分です。
カカトの部分はクラッシュパッドという技術を採用して作られています。
このパッドは「衝撃を加速へと変化させ、力のロスを減らしスピードを逃しません。」と公式では書かれており、その通りの効果をしっかりと発揮しています。
このシューズを履けば足がぐらつくことがありません。
常に安定して走ったり歩いたりすることができるのです。
これはどういうことかというと、「長時間歩いた時に感じる膝の痛みや足の痛み(疲労を除く)」を感じることがなくなるのです。(実際僕も効果を感じています)
疲労以外の膝の痛みや足の痛みというのは、衝撃が足のぐらつきによって膝などに伝わることによって生じるのです。
つまり、足のぐらつきをカバーすれば自然と膝の痛みや足の痛みは軽減されるようになります。
このシューズを履くことでそのような痛みを解消することができます。
さらに、注目すべきはカカトの耐久性です。
しっかりと作り込まれているのでカカトがそこまで減らないのです。
常にすり足で歩いているとか日頃から激しい運動やトレーニングに使用しているということを除けば、ほとんどの方は長期間履いてもカカトの減りを感じることはそこまでないと思います。
このシューズの本領はカカトにあるといっても過言ではないかもしれません。
履く人が靴に合わせるのではなく靴が履く人に合わせてくれるシューズ
総合すると、ゴースト10は「履く人が靴に合わせる」のではなく「靴が履く人に合わせてくれる」 シューズです。
まさに、「オーダーメイド」なシューズなのです。
他社のシューズは、たくさんの人からデータを抽出しそれを平均した人(国内ブランドでなければ外国人の足)の足に合わせて作ってあります。
だから、僕たちがシューズに合わせなければいけないのです。
ですが、ブルックスの「ゴースト10」は違います。
クッションはその人に合った固さに変化し最適な走りを最大限サポートします。
シューズが僕たちに合わせてくれるのです。
使った感想
非常に歩きやすいし走りやすいです。
普段ランニングシューズを履いていない人なら感動するレベルだと思います。
また、その歩きやすさ・走りやすさから普段の運動量の1.5~2倍くらい動けるようになります。
仕事に使う目的で履く人はびっくりすると思います。
本当にそれくらい動けるようになりますからね。
今度はそれ以外のシューズを履きたくなくなりますから。
また、このシューズを履いた時は足に疲労感しか残らないのがすごく良いです。
これ以外のシューズを履くとカカトが痛くなったり膝の痛みを感じることがあるのですが、それが一切ないので非常に楽です。
長時間履いているともちろん疲労感は感じますが、感じるのは疲労感ぐらいで痛みはほぼないのでこの点は非常にありがたいですね。
最新モデルが登場
その名も「ゴースト11」です。
ゴーストシリーズの最新モデルになるので、ゴースト10の正式な後継機だと思います。
ちなみに、ゴースト10と比べてサイズが25cmからの展開とカラーバリエーションが増えたこと、足の幅のサイズ展開も増えたようです。
機能面は、「ブルックスDNA LOFT」というブルックスDNAよりも柔らかく耐久性のあるクッションに変わったそうです。
軽さ等も少し変わっているみたいですね。
試し履きした感想
試し履きしてきました。
正直、これといった大きな違いは感じなかったです。
ただ、ゴースト11の方が「走りやすくなったかな・・・?」と感じました。
少し軽いというか、足の運びが少し軽やかになったといった感じですね。
「走る」ということにフォーカスを当てるなら、ゴースト11の方がいいかもしれません。
ただ、「正直ゴースト10じゃなくて11の方がいい!」というような点は見つからなかったです。
サイズがあればゴースト10でもいいと思いますね。(なかったら思いきってゴースト11買っちゃってもいいかもしれません)
Amazonの値段はゴースト10が大体7000円ほど、ゴースト11が12000円ほど、で買えます。(セールなどが重なればもう少し安くなるかもしれません)
僕はAmazonのセールでゴースト10が定価半額の6000円で販売されていた時に購入したので、今の値段はかなりお得な値段になっています。
ゴースト10は5000円、ゴースト11は6000~8000円、で買うことができればメチャクチャお得なのですが・・・かなり待たないといけないかもしれません。
まとめ
シューズはランニング・ウォーキング・スニーカーなど、様々な種類がありたくさんのモデルが登場していますが、最新モデルであろうと昔のモデルであろうと良い物は良いし悪い物は悪いのです。
ただ、それを使用せずに見抜くことは難しいし売る側の人間(販売員)にも誰にどの靴が合うのかというのは正直わかりません。
ただ、靴の良い部分を前面的にアピールし、お客さんの要望と照らし合わせて何となく「この靴がいいですよ」とすすめるだけなのです。
ただ、その点を考慮しても今回の記事の主役である「ゴースト10」というランニングシューズはとにかく素晴らしいシューズです。
ゴースト10は誰にでもどんな目的にも合うシューズです。
ランニングシューズという物が通用する用途であれば、ランニング・ウォーキングであろうが、登山であろうが、レースであろうが、通学通勤であろうが、何にでも使って頂いていいと思います。
むしろ、愛用している僕としてはランニング・ウォーキングだけでなく、仕事やハードなアクティビティなどにも使用してほしいと思っているくらいです。
今ランニングシューズで悩まれている方は是非ゴースト10を購入してみてはいかがでしょうか。
ゴーストシリーズ、本当にオススメです。
(多分今だとゴースト9・ゴースト10・ゴースト11と買うことができるのですが、ゴースト9は購入しない方がいいと思います。ゴーストシリーズを購入する場合はゴースト10かゴースト11をぜひ購入してください。)
最後にこちらにもゴースト10のリンクを貼っておきます。↓
それでは、今回はこの辺で終わりたいと思います。
ここまで読んで下さりありがとうございました。