フリーターから見るアルバイトを120%最大限活用する方法 ~社員視点~
バイト編はこちらから。↓
hikikomori-bunkei-neet.hatenablog.jp
今回はバイトをこき使う方法の社員視点について書いていこうと思います。
前回まではフリーターの視点からバイトが考えている事や感じている事を色々書いたので、今回はフリーターの視点から「こうやって動くと好感度を上げつつ嫌われることなくバイトをこき使うことができるよ」という内容を書きます。
今回も当然ですが僕主観での意見になるので絶対正しいということはありません。
その点は注意してください。
社員側に求められること
社員に求められることは一体なんでしょうか。
一般的に仕事がテキパキとできる、頼りになる、といった資質が求められそうですが、僕はそう思わないです。
むしろ、仕事ができなくても便りにならなくても構いません。
バイトメインで営業する形態で働いているからかもしれませんが、大体の仕事はバイトがするので社員の仕事のデキを考えたことはほとんどないです。
あと、僕もどちらかといえば仕事ができないタイプなので人の仕事を評価するなんて大層なことはやろうと思わないしとてもできないです。
では求められること(能力)は一体何なのでしょうか。
答えは一つです。
「コミュニケーションを円滑に行えるかどうか」
ただこれだけです。
しかも、このコミュニケーションは一般的に考えられているコミュニケーション力とは違います。
面白い話ができるとか会話が続かないとかそういうことではないです。
もっと単純でここで問われるコミュニケーション力は「仕事上でわかりやすい指示を出せるか」「仕事上で必要なコミュニケーションを取れるか」の2つです。
僕の経験上の話ですが、今までバイトに好感を持たれていた方のほとんどは仕事ができるできない関係なくこのコミュニケーション力が秀でていました。
たとえ仕事ができなくても好感を持たれている方が多かったですね。
逆にこの能力が備わっていない方はできるできない関係なくあまり好かれていませんでした。
バイトから露骨に嫌われていたり裏でグチグチ文句を言われていましたね。
結局のところ、人と人との関わり合いなのでバイトや社員といった立場の括りは一切関係ないんです。
むやみやたらと怒ったり不機嫌だったりする人は友達でも嫌ですし関係を持とうと思いませんよね。
面白い話ができなくてもおおらかな人やよく笑ったり楽しそうな人の方が好かれるように、仕事上でもおおらかな人や良く笑ったり楽しそうな明るい人の方が好まれるわけです。
常日頃からではなく仕事の時だけでいいんです。
仕事の時だけでも、おおらかで明るく尚且つ仕事の指示をしっかりと出せて仕事で必要なコミュニケーションを取れるのであれば間違いなくバイトから好かれます。
そうするとバイトをこき使うことができたり良好な関係を築くことができるのです。
コミュニケーションを円滑に行うために
ここからはコミュニケーションを円滑に行うためにやっておくと良い事をいくつかまとめておきます。
参考にしてみてください。
絶対に怒らない(叱らない)
例外はあります。
ですが、基本的に怒らないほうがいいです。
というかそもそも怒ったり叱る必要がないはずなんです。
仕事上でのミスやできない仕事というのは誰にだってあります。
自分の先輩でも上司でも役員や社長や会長やその分野の第一人者でさえも、間違うことはありますし出来ないことはあります。
であるにも関わらず、怒ったり叱って正そうとしている人は間違ったことをしているということに気づいてください。
では、ミスや間違いを発見した場合はどうしたらいいのか。
簡単です。
間違いを正すだけでいいんです。
怒ったりせずただ普通に「ここ間違えてるよ。今度からこうしてね。」とわかりやすく簡潔に指摘するだけで大丈夫です。
フォローしなければいけないような状態になっていたらフォローしてあげましょう。
フォローしている部分を見せればバイトも自分のやってしまった事の重大さがわかります。
あと、もう一つ大事なのは「何事もその時で終わらせること」です。
終わってからもネチネチ文句を言ったり1人のミスを全員で共有しようとする人がいますがそういうことはしなくても大丈夫です。
なぜかというと、ミスは個人個人に生じるもので基本的に同じミスが発生する確率は低いためと人は他人のミスにほぼ関心がないためです。
もっと言うなら、自分も同じ間違いを犯さない限り事の大きさをあまり自覚しないんです。
このような事情を考慮すれば後々までそのミスを引っ張るよりもミスをしてしまった本人にその場で指摘してその時に事を終わらせたほうが有益だと思います。
ただ、こちらも例外はあります。
まず、あまりよろしくない事をしており反省していない場合(また同じ事を繰り返しそうな場合)は間違いを正すだけでなく怒るか叱った方が良い時があります。
こちらも間違いを正すだけで十分だとは思うのですが、それだけだとどうしても伝わらない人は必ず居ると思うのでその時の最終手段ですね。
そして、ミスを共有した方がいい場合は「そのミスが誰にでも発生する頻度が高くそのミスが発生すると大きな損失が生まれてしまう可能性がある時」です。
最近の話だと、即クレームに繋がったり炎上したりするような事も気をつけた方がいいと思います。
このような種類のミスの場合は全員に共有して事前に発生を防いだ方がいいと思います。
ただ普通の店舗ならこのようなミスはほとんど発生しないと思うのでこちらもあまり行うことはないと思います。
どちらもよっぽどのことがない限りする必要がないので、頻繁にやってしまっている方は止めたほうがいいと思います。
叱って伸ばすではなく褒めて伸ばすを徹底する
絶対に怒らない(叱らない)に繋がる内容です。
基本的には「褒めて伸ばす」を徹底したほうがいいです。
良好な関係を築けますし自然と慕われます。
また、バイトがやる気を出してくれることも多いです。
実際、僕もよく褒められたら頑張ってよかったなという気持ちになりますし、その作業が好きになります。
最近の子は叱ったらだめだとか批判したらだめだというイメージがあると思いますが、実はこれは最近に限った話ではないと思います。
叱って伸ばすの反対語として褒めて伸ばすという言葉が昔から存在するように、本当は昔も褒めて伸ばすの方がいい人達も一定数居たはずなんですよ。
というか、ほとんどの人達が褒めて伸ばすタイプの人達だと思います。
アメリカの大学の方が発見した研究結果らしいのですが、
直接暴言を吐かれた人は処理能力が61%、創造性が58%下がる。
自分の属しているグループに暴言を吐かれた人は処理能力が33%、創造性が39%下がる。
他人が暴言を吐かれるのを目撃しただけでも処理能力が33%、創造性が39%下がる。
ということがすでにわかっています。
これすごいですよね。
仮にその場限りのことだとしてもこれだけ能力が下がるんですよ。
結局どんな人であっても叱られること、怒られること、が良いなんて感じていないのです。
本当はみんな褒められたいんです。
その方が楽しいですしやる気も出ますから。
恐怖で場や相手を支配してもそこからは何も生まれないんですよ。
そして、そこで溜まったヘイトは必ず返ってきます。
というか、みんな必ず返します。
その人が困っている時や誰かを頼りにしている時にばっこり返すんですよ。
肝心の褒めて伸ばす方法なのですが難しく考える必要はありません。
思ったことをそのまま口に出せば大丈夫です。
たとえば仕事が丁寧だと思ったら丁寧だね、仕事が早ければ早いね、というようにそのままでいいので伝えてください。
さらに、付け加えるなら感謝の気持ちを一緒に伝えたり特定の仕事なら次からはその人に頼むようにするともっと良いです。
最初は難しいと思います。
でもこれを続けているとだんだんバイトの人達の雰囲気がやわらかくなり慕ってくると思います。
そこで仕事を頼めば相手はあなたのために働いてくれますよ。
そこまでして、ようやくあなたはバイトをこき使うことができるのです。
叱って伸ばすスタイルの人は褒めて伸ばすを一度やってみてください。
まとめ
今回は社員視点のバイトをこき使う方法をまとめてみました。
まだ書きたいことが残っているので次回も続きます。
ちなみに、今回書いたことを実践するだけでも周りの対応や反応が変わってくるはずです。
やってみても損はないのでぜひ試してみてください。
それでは今回はこの辺で終わりたいと思います。
ここまで読んで下さりありがとうございました。