アルインコ(ALINCO)のエアロバイク『AFB4309GX』をレビューしてみた
今回は僕の家にあるエアロバイク『AFB4309GX』についてレビューしていこうと思います。
僕が実際に使用してみて感じたことを書いていくのでエアロバイクを購入しようか迷っている人は参考にしてみてください。
アルインコ(ALINCO)のエアロバイク「AFB4309GX」とは
こちらのモデルですね。
「AFB4309GX」とはアルインコというメーカーから出ている折りたたみ式のエアロバイクです。
Amazonだと約2万円で購入することができます。
アルインコというブランドは、本来は建設業に関係する会社です。
そこにフィットネスという部門がありそこからトレーニング器具が開発・販売されているという形になります。
一見他から出た器具の廉価版を販売しているように見えるのですが、実態はそうではありません。
独特な形状をしていたり独特な機能を有していたりというという特徴もありますが、パフォーマンスに関しては値段以上に使える物が多い印象です。(エアロバイクの市場だと必ずアルインコの名前がでてくるぐらいパフォーマンス良)
コスパがそこそこ良いブランドという感じですね。
買った経緯
僕は購入していません。
気づいた時には僕の家族が勝手に購入していました。
なぜ購入したのかと聞くと、「運動不足を解消するためにエアロバイクを購入した」と言っていました。(健康診断で肥満に関係する良くない数値が出たらしく、しかもその数値は運動不足が原因となって表れる数値だったらしいです。なので、その数値を下げるためにも購入したみたいです。)
乗ってみた感想
一応この記事↓で簡単にまとめていますが、こちらでも書いておきます。
ぼくが筋トレにハマるまでの過程をまとめてみた - 文系ヒキニートの自堕落物語
水泳とランニングどちらもやったことがある僕ですが、エアロバイクはランニングや水泳と比べると圧倒的にしんどくないし疲れもないです。
楽だといっても、負荷も調節できますし意識すればペダルをこぐスピードもあげることができるのでハードさは変えることができます。
ただ、それでも他のトレーニングと比べると楽で取り組みやすいですね。
ちなみに、消費カロリーは60分で大体250~500kcalと言われています。
人によって変動しますが、平均するとこれぐらいは消費するみたいです。
そこまでしんどくもなくカロリーは大体これくらい消費してくれるので、すごく取り組みやすくていいです。
運動前に嫌な気持ちにならないのも良いポイントですね。
メリット
『AFB4309GX』を乗っていて感じたメリットを書いておきます。
調節できる箇所が多くて使いやすい
AFB4309GXは負荷は8段階、サドルの調節は4段階、シートの位置は3段階に変更することができます。
サドルの調節はこんな感じです。
シートの位置を変更することで、鍛える箇所を変えることもできます。
負荷も8段階にまで変更することができるので軽い運動からハードなトレーニングまで行うことが出来る非常に使いやすい物になっています。
例えば、従来の器具なら身長が低かったり高かったりすると(調整機能がないため)トレーニング器具を適切に使用することができないといったことがあったと思いますが、AFB4309GXはここまで調整機能が備えられているのでそのようなことはほとんど発生しないと思います。
ママチャリに乗ることが出来るなら誰でも確実に乗れると思います。
折りたたみができる
折りたたみ式のエアロバイクなので当然なのですが、折りたたむことでスペースを空けることができます。
ただ、正直そこまで大きい物ではないです。
大体1畳ほどのスペースがあれば設置できます。(6畳ワンルームとかなら狭くなるかも)
なので、折りたたみ機能を日頃から活用することはほぼないと思うのですが、もし急にスペースを空ける必要が出てきた時この機能は役に立ちます。
ちなみに、折り畳んだ時のサイズはだいたい掃除機2台分くらいのサイズです。
ダイソンの掃除機を立てた状態で2台合わせたくらいだと想像してください。
設置して約1畳、折りたたんで掃除機2台分、なので非常に小さいことがわかると思います。
タブレット置きがあるおかげで飽きない
AFB4309GXにはこのようなモニターが付いています。
リセット・モード・セットというボタンの下にくぼみがあるのがわかると思います。
ここがタブレット置きです。
少し大きなタイプのタブレットでもこのように置くことが出来ます。
ちゃんと挟まるように出来ているので漕いでいる時に落ちる心配もありません。
真ん中はしっかりとくぼみがあるので、スマホや本などもここに挟むことができます。
スマホ・タブレット・本まで幅広くカバーし落ちないように置くことができるので、漕ぎながら本を読んだり動画を見たり音楽を聞くことができます。
30分漕ぐだけでも途中途中で飽きがくるので、その飽きを防ぐことができるのは地味にありがたいです。
習慣化する時にも役立つ機能です。
騒音・振動がほとんどない
ほぼないですね。
部屋の扉を閉めてたら生活音に紛れてわからないと思います。
音があるといってもそのレベルですね。
振動もほぼ感じません。
設置してある部屋は2階なのですが、家族が漕いでいても1階にいる人はわかりません。(実際僕はわからなかった)
振動もそのレベルです。
もし気になる人は防音マットなども販売されているのでそちらを購入して一緒に使用するのが良いと思います。
防音マットはこちら↓
デメリット
感じたデメリットについて書いていきます。
組立の手順が少し多くて大変
工程数は約10個くらいなんですよ。
だいたいがネジを占めたり何かをはめたりといった作業ばかりなのですが、大人1人でも20分から30分くらいはかかります。
慣れてない人や苦手な人だと組み立てに30分から1時間くらいかかると思うので、思っているよりも大変な作業です。(30分漕ぐよりこっちの方が大変かも)
余裕がない時だと焦って間違えたり工程を飛ばしてしまうこともあると思うので、余裕がある時に1つずつ確実に組み立てるようにしてください。
本体は約18kgとかなり重い
シンプルな構造なのですが、これでも18kgあるんですよ。
大人の男性ならまだ何とか持てますが、女性ならかなり苦労すると思います。
なので、箱が届いた時に箱ごと設置場所に持っていくのもいいのですが、まずは箱から中身を取り出してバラバラにしてから持っていくようにしたほうがいいです。
組み立てる前に体を痛めてしまっては元も子もありませんからね。
もし、それでも運ぶのが大変であれば男性に手伝ってもらうようにしたほうがいいと思います。
一応このエアロバイクはキャスターがついているので、組み立て後でも比較的簡単に移動させることができます。(これも地味にいいところ)
ただ、キャスターが活用できるようになるまでは18kgを自分の力で持つことになるので運ぶ時などはできるだけ気をつけてください。
連続使用時間は30分まで
アルインコだけに限った話ではないのですが、低価格帯(2万円台)のエアロバイクだと「連続使用時間が30分まで」と制限されていることがよくあります。
低価格帯のバイクはマグネット式という負荷方式で作られており、永久磁石を近づけたり遠ざけたりと引力を利用して負荷を生み出し漕ぐことが出来るのです。
なので、長時間使用すると発熱を伴うことが多くその発熱が故障の原因となってしまうことがあるので、「連続使用時間は30分まで」と設定されていることが多いのです。
ただ、この30分という使用時間は短いです。
特に、実際に使用してみると「もう少し漕ぎたい」と感じることがよくあります。
だからといって、2~3時間漕ぎたいというわけではないのですが、1時間くらいなら漕ぎたいと感じることが多いのです。(多分そういう人は多いと思う)
故障に繋がってしまうことから30分以上は漕がない方が良いので、30分以上やりたくても出来ないということが唯一のハッキリとしたデメリットですね。
一応最低でも1時間ほどマシンを休ませたらまた使用することができるのですが、もう少し漕ぐために1時間休憩するというのはやる気も削がれますしあまり良いことではないです。
長時間使用したい場合は「スピンバイク」という種類のエアロバイクを購入する必要があります。
スピンバイクはこちら↓
30分漕いだ結果
30分漕ぐとどんな感じなのか一応ここに載せておきます。(ちょっとだけオーバーしています)
約9km走って204kcal消費しています。
ただ、ここまでやっても確実にランニングよりしんどくないです。
汗もかきますし息もあがりますが、ランニングよりも快適な環境でそこまで疲れも出ずここまで距離を走ってカロリーを消費することが出来るのはエアロバイクでしか出来ないことだと思います。
終わりに
今回はAFB4309GXについてレビューしてみました。
AFB4309GXは低価格ですがしっかり運動することができるので思っていた以上にコスパはいいですね。
エアロバイクは普段から運動しない人、高齢者や足や腰に痛みを抱えておりランニングが出来ない人にもオススメの運動です。
次の日に疲れも残らず家で出来ることから習慣化もしやすいので、取り組みやすいオススメの運動ですよ。
それでは今回はこの辺で終わりたいと思います。
ここまで読んで下さりありがとうございました。